食品包装の敵、毛髪混入・飛翔性昆虫・異物混入対策

2018年8月16日



製品に異物が混入していると食品企業は終わる。

極端な言い方だが実際に消失した企業がある。

いろいろ対策を実施してい行くのだが効果は無い。

 

ISO9000シリーズでは「是正処置」「予防措置」

と呼び対策を書面で出させるが効果は無い。

ただ、今日に到って限りなくゼロにする工場もある。

 

つまり今までの固定観念から遠く離れ俯瞰する。

誰が良いか悪いかではなく全て総当たりで

検証を行い、真の原因を見つけ潰して行くことだ。

 

異物混入対策・毛髪混入対策・やらなきゃ出来ない、その気になれば出来る

頭痛いですよ!

何を行ってもクレームが来るんですから。

どうやっても無理なんです。

 

異物混入の本当の原因

 

人が係わればかかわるほど毛髪や異物の混入は多くなる。

無人であっても無くなることは無い。

何故?

 

例えばチューイングガムを製品化する工場では原料・フィルム・中箱・段ボールなど資材が外部から搬入される。

 

それらを実際に注意深く検証したことがありますか。

原料を入れて搬入されるプラコンや段ボールの内側にどれ程の毛髪が付着しているだろう。

 

同様に中箱・段ボールを製造している工場は食品工場と同じ衛生管理が実施されているっでしょうか。

フィルムは食材と直接触れる存在なので同等の環境で管理されなければならない。

そのフィルムがクラフト紙に包まれ木パレや地面に直接、置かれ場内に持ち込まれてはいませんか。

 

ましてトラックの木製の荷台に直接積載され運送されて来たとしたら最も危険な存在です。

何故ならフィルムの外装やフィルム自身が粘着質のテープで包まれて来るからです。

異物混入の犯人の90%以上は外部から送られてくる原料・資材に潜んでいるのです。

 

それらに付着したり潜んでいた虫たちが食品工場で床に落ちたり勝手に飛び回ったりして最終製品に混入してしまうのです。

 

それが事実であって、工場だけで対策を行うことには限界があります。

それ故、どんな対策を行ったとしても徒労に終わります。

 

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勘違いしている工場も多いし、対策が全くズレている場合も多い

 

簡単に言えば各生産工程で人が関与していればそれが一番の原因だ。

全ての原因は人にある。

 

ペットボトルや化粧品用などを製造している工場を訪問した。

工場長は自慢げにその工場の設備の素晴らしさを語っていた。

しかし、残念ながら月に1件~3件毛髪の混入が指摘されるらしい。

 

また、生産現場の塵や埃の度合いが1㎡当たり10,000を切ることが出来ないと嘆いていた。

確かにクラス100,000と10,000の差は大きい。

※日本工業規格では【m3】空間にどれ程の大きさの塵埃が浮遊しているか?
米国連邦規格では【ft3】での量を基準にしております。
国際標準化機構[ISO]では【m3】空間です。

 

この差を縮めるためにはお金が掛かるし就業者への教育も大変である。

ただこの工場は十二分に設備は充実している。

 

生産を行う区画は工場の中心である。

その周囲が通路になっており普段は消灯されている。

そして人が来ると自動点灯する。

 

当然ながら就業者が生産ブースに入る前の前室は完璧に仕切られている。

飛翔性昆虫の侵入を防ぐための完全防備が施されている。

 

つまり何処をどう見てもセオリー通りの設備がなされていました。

ただ、残念なことに成形機を使っているため室温が高い。

それに加えて完成品を見下ろす姿勢で検査していました。

 

作業者の体毛を混入させない為の作業着は暑さの為チャックが下げられています。

そして完成品を見下ろして見ているわけでこれでは毛髪が混入するのは当たり前です。

また作業者の体から発塵するわけで折角の発塵防止作業服も意味を成していなかった。

異物混入・毛髪混入・塵埃度合は医薬食品よりも許されない業界がある

 

最近では技術的にもコスト的にも大変優れた設備がある。

また工場内の空気の管理を行う設備も開発されている。

但し、設備だけでは対応できないことが多い。

 

出勤時の外履き、休憩室や事務室などで使う内履き清掃現場で使う内履き(作業履き)この3つの区分が明確になっている必要がある。

 

冬でも夏でも現場での作業着で居心地が良ければ腕まくりなどはしない。

作業着が半袖ではお話にならない。

 

そして一番大切なことは原料含め資材もお着替えが必要だ。

搬入口、保管倉庫、現場で使用する際は段ボールからプラスチックコンテナーに移し替えられるべきだ。

 

最も大切なことは製品が最低でも床から1メートル以上床から上で移動して欲しい。

出来れば作業者が立った状態で目の高さに製品のパスラインがあると毛髪は混入させたくても製品に付いていくことは無い。

製品として外装が為される現場とカートン入れする場所はパーテーションを設置して欲しい。

 

案外原材料を生産している現場ほど毛髪異物の混入の大元になる事が多い。

そしてまた項を分けて説明して行きますが捕虫灯の設置場所を見ればその工場の衛生管理の度合いが直ぐに判る。

 

工場内、搬入口、出入口のすぐ上に設置するのが正しい。

もしも工場内の天井から下げているなら直ぐに設置場所を変えて欲しい。

 

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