自働分注器【液体充填機】

高性能で操作は簡単

自働分注器とは

(1)自働分注器は、誰でも簡単に設定した一定量の液体を各種の容器に充填できる機械です。
(2)設定した液量を正確に連続して容器などに充填することが可能です。

自動充填器【液体充填機】水に近い流体粘度

主な用途

(1)食品・化粧品・製薬・化学製品など、液体の製品を各種容器に充填することができます。
(2)各種工場・研究所・事業所において手軽に高精度の充填ができます。
(3)機械がシンプルなので各種自動化ラインと組み合わせて使うことも可能です。

[1]主な特徴

機械がシンプルな構成ですので、初めての人でもすぐにお使い頂けます。

操作・メインテナンス容易です。故障も少なく消耗品交換容易です。

 分注速度は任意に設定可能です。(※液量や粘度によって設定速度の範囲は変化します)

 分注量は0.2cc~500ccまでの範囲の中でご希望なさる充填量を充填可能な機械を4機種から選択して頂けます。

ポンプは1本掛または2本掛があります。

充填精度は、ステンレス製バブル使用時で分注精度±1%(水道水基準)

充填ポンプにはガラスシリンダーを使用していますので、清潔安全です。
・液の状況が常に目視できますので、空気混入や液量不足・異物が混入した際の発見が早くロット不良を最少限に抑えます。
・ガラスポンプ自体の負荷がないため、モーターに負担をかけず、機械が長持ちします。

耐酸性・耐アルカリ性を必要とする場合はフッ素樹脂のバルブもご用意可能です。

消耗品や交換部品は豊富に在庫しています。ご使用時に万が一のトラブルすぐに手配が可能です。

その他、ポンプ・ノズル・チューブ・ノズルスタンド・フットスイッチなど、各種オプション品をご用意しています。

[2]自働分注器 JS型 (10CCまで)

小型軽量タイプ、少量分注向き

1回に最大10ccまでの充填が可能です。
(最大容量は液体の性質により10ccに満たない場合がございます)

使用可能なガラス製ポンプ

1cc・2cc・5cc・10cc

ポンプの本数は1本掛または2本掛があります

画像は1本掛け

JS-1型

仕様(標準使用時)
電  源AC100V 50/60Hz
充填容量0.2cc~10cc(ポンプ容量により変化します)
充填速度約6回~85回/分(液の粘度や分中量により変化します)
標準付属品(JS-1型の場合)ガラス製ポンプ10cc(1本)/ステンレス製バルブ(1組)段付ノズル(1本)/オモリ(1個)/ビニールチューブ(3m)

 

 

[3]自働分注器 JA型 (50CCまで)

中型軽量タイプ、中量分注向き

1回に最大50ccまでの充填が可能です。
(最大容量は液体の性質により50ccに満たない場合がございます)

使用可能なガラス製ポンプ

1cc・2cc・5cc・10cc・20cc・30cc・50cc

ポンプの本数は1本掛または2本掛があります

画像は1本掛け

JA-1型

仕様(標準使用時)
電  源AC100V 50/60Hz
充填容量0.2cc~50cc(ポンプ容量により変化します)
充填速度約6回~70回/分(液の粘度や分中量により変化します)
標準付属品(JA-1型の場合)ガラス製ポンプ50cc(1本)/ステンレス製バルブ(1組)/段付ノズル(1本)/オモリ(1個)/テトロンブレードチューブ(3m)

 

 

[4]自働分注器 JH-1型(100ccまで)JH-1型(200ccまで)JH-3型(300ccまで)JH-5型(500CCまで)

 

大型強力タイプ、多量分注向き

JH-1型は1回に最大100ccまで
JH-2型は1回に最大200ccまで

JH-3型は1回に最大300ccまで
JH-5型は1回に最大500ccまでの充填が可能です。
(最大容量は液体の性質によりことなります)

使用可能なガラス製ポンプ

【JH-1型~JH-3型】
50cc・100cc・200cc・300cc
【JH-5型】
100cc・200cc・300cc・500cc

ポンプの本数は1本掛または2本掛があります

画像は1本掛け

JA-2×1型

仕様(標準使用時)
電  源AC100V 50/60Hz
充填容量10cc~300cc(ポンプ容量により変化します)
充填速度約6回~30回/分(液の粘度や分中量により変化します)
標準付属品(JA-3型×1型の場合)ガラス製ポンプ300cc(1本)/ステンレス製バルブ(1組)/段付ノズル(1本)/オモリ(1個)/テトロンブレードチューブ(3m)

 

 

[5]バルブ各種 Valves

標準タイプ

標準タイプにステンレス(SUS304)製を使用しています。

耐薬品性タイプ

耐薬品性(ダイフロン製)バルブ

 

 

[6]ガラスポンプ Glass Pump

ロック型

主に小容量のポンプです。

上は『ステンレスバルブ用ポンプ』下は『耐薬品性ポンプ』

ヌキ型

別途防止型チップを介して取り付けます。

上は『ステンレスバルブ用ポンプ』下は『耐薬品性ポンプ』

 

[7]ポンプの種類と容量の名称

※ ヌキ型は、別売のチップが必要になります。

ロック型
ガラスポンプ
ロック型
耐薬性ポンプ
ヌキ型
ガラスポンプ
ヌキ型
耐薬品性ポンプ
1cc標準1cc耐薬標準1cc××
2cc標準2cc耐薬標準2cc××
5cc標準5cc耐薬標準5cc××
10cc標準10cc耐薬標準10cc特々10cc耐薬特々10cc
20cc標準20cc耐薬標準20cc特々20cc耐薬特々20cc
30cc標準30cc耐薬標準30cc特々30cc×
50cc標準50cc耐薬標準50cc特々50cc耐薬特々50cc
100cc××100cc耐薬100cc
200cc××200cc耐薬200cc
300cc××300cc耐薬300cc
500cc××500cc耐薬500cc

特注でステンレス製ポンプ(Oリング式)もあります。容量・仕様など詳細はお問い合わせ下さい。

チップ

ヌキ型ポンプをバルブに取り付ける際に必要です。

ノズルスタンド

プランジャー

プランジャー抑え・プランジャーリング
ガラスポンプを分注器に取り付ける際に必要です。

50cc以下のぽんぷはプランジャーが必要になります。

フットスイッチ

Others

ノズル・吸込おもり各種

[8]自働分注器製品表

 

型番ポンプ筐体寸法(※1)W×H×D取付可能なポンプ容量(※2)
JS-1型1本掛220×380×2001cc/2cc/5cc/10cc
JS--2型2本掛220×380×2601cc/2cc/5cc/10cc
JA-1型1本掛280×490×2201cc/2cc/5cc/10cc/20cc/30cc/50cc
JA-2型2本掛240×490×2801cc/2cc/5cc/10cc/20cc/30cc/50cc
JH-1型1本掛300×610×29050cc/100cc
JH-1×2型2本掛240×590×30050cc/100cc
JH-2×1型1本掛300×610×29050cc/100cc/200cc
JH-2×2型2本掛290×610×30050cc/100cc/200cc
JH-3×1型1本掛300×610×29050cc/100cc/200cc/300cc
JH-3×2型2本掛290×610×30050cc/100cc/200cc/300cc
JH-5×1型1本掛300×770×300100cc/200cc/300cc/500cc
JH-5×2型2本掛310×770×320100cc/200cc/300cc/500cc

※1. 大きさの寸法表示は箱の部分の寸法で有、接液部品などを装着しますのでこれ以上の寸法が必要になります。
※2. ポンプ交換に関しては、別途ポンプサイズに合わせて追加部品が必要になります。

 

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