粉体をスマートに充填包装したい。
製袋形状を美しく粉体を締めて充填したい。
粉塵の舞わない作業室で仕事をしたい。
年間を通じて過充填を無くしてプラスロスにしたい。
袋のシール不良をゼロにしたい。
実現できないのですが思うことは皆同じです。
(真空脱気機能付オーガーで実現できます)
真空脱気機能付オーガ式粉体充填機
粉体の嵩比重が0.2ほどや8.0ある粉体では想定を超えた問題が発生します。
化学物質では今まで存在しなかった粉体等で特に充填には関係の無い要望が出される。
多くのテストからどこをどうすれば問題なく充填できるかを知れば知るほど面白い。
嵩比重について
1㍑当たり容量の重量比です。
1㍑当たり350gであれば嵩比重 0.35 となります。
真空脱気機能付オーガ式粉体充填機
粉体充填で苦戦するのは圧縮されると容積が減少する粉体です。(例えば粉コーヒーに使うクリープ)また、そのような粉体はふるいにかけると重量は同じでも容積が増えてしまいます。その上、粉体は舞い上がり袋のシール部に付着しシール性を損ないます。
しかし、オーガー式充填機はその粉体を攪拌しながら嵩比重を一定に保ちスクリュー(オーガー)で粉体を締め付けながら充填します。
その上流のホッパーで窒素置換を行いながら排出筒先端に脱気装置を装備。
粉体は一定の嵩密度で粉舞を発生することなく製袋に供給され、且つ満足の行く酸素置換率を成し遂げます。
目標重量に近づくとオーガースクリューはパルス制御からロードセルにバトンタッチする。そして目標重量にピタリと重量を合わせ充填を終了する。粉体を扱う工場はこの機械無くして粉体充填を安全、容易に行う事は出来ない。
パルス制御=スクリューの回転数で制御
ロードセル=重量を計測して制御
特に粉体が人体に有害であるものなら、工場内に粉を舞わせることが出来ない。オーガーフィーラー充填装置の必要不可欠な理由であり、そしてオーガー式は粉体充填機に最適な設備である。
大型真空脱気機能付オーガー式粉体充填機[AF-1500型]
微粉、超微粉製品の充填で粉塵の飛散なくクリーン袋は締まり、シールは完璧
粉粒体には様々な形態・性質がある為、しばしば搬送中の固着やフラッシング等のトラブルを起こすことがあります。
こうしたトラブルを極力回避し、安定した稼働を実現すべく開発したものが『脱気機能付オーガー式充填機』です。
粉粒体に含まれる空気を脱気し、安定した制御を得ることによって非常に高精度でコンパクトな嵩だかの充填を実現します。
左図は脱気機能付オーガ式粉体充填機
[AUGER Type:AF-1500型]
↑ 脱気され充填された袋の中の粉
← 脱気されオーガーの排出口から送り込ま
れる締まった粉
オーガ式粉体充填機 Type:AF-750型 ホッパー部 及び上部駆動部
オーガー式粉体充填機 AF-750型
これらのオーガ式粉体充填機に共通するコンパクトな設計・容易な操作性はそのままに、さらなる駆動力・速度を必要とする作業に力を発揮します。
AF750型機はオーガー式粉体定量充填機の基本標準機であり、単独で、あるいは、各種包装機に組み込まれ、いろいろな機能機器を連結して連動し、粉粒体の包装に、その性能を発揮しています。精密に仕上げられたオーガーによる粉粒体の送りは、充填機の高精度化だけでなく粉塵の発生を抑制し、作業環境を良くし、ひいては組み込まれ連動する包装機全体の機能を保全します。
オーガ式粉体充填機 2種類のタイプ
[A]ホッパーに粉体を充填した際、流動性が良い粉体は筒の先端までこぼれ落ちてしまう
[B]普通にスクリュー内に留まる粉体
[A]流動性が良い粉体のファンネルとオーガースクリュー
流動性粉体用オーガー充填部の構成
粉粒体を定量充填するには、いくつかの方法があります。粉粒の色々な物性、求める精度と速度、容器の種類、機械の価格と運転経済コスト、求めるフレキシビリティの程度、等々の中で優先される条件の勘案から充填機の選定が通常行われております。充填する粉粒体が一定の密度を維持する様に出来れば、容量充填方式は比較的定費で高い生産性を提供し、尚且つ妥当な充填精度が得られる方法と言えましょう。
[B]普通の粉体のファンネルとオーガースクリュー
被流動性粉体用オーガ充填部の構成
オーガ式充填機はその代表的な方式であり、流動性、被流動性の何れにも対応出来る万能機とも言えましょう。オーガーの各ピッチが単位容量と見なされ、通常、オーガーの回転数で充填容量が決まります。私たち永年に至る豊富な経験から、粉粒体の充填にはこのオーガー式充填機が、他の方式に勝るものであると確信し、蓄積されたノウハウと、得られるハイテクを駆使して、機能の万全を期し、粉粒体の充填作業工程に貢献したいと願っております。
[A]流動性粉体用オーガ式粉体充填機 (先端に安息皿を設置仕様)
粉粒体排出制御 先端脱気装置
【カットゲートバルブ】
真空脱気ユニットとしてオーガー式充填機に組み込まれるカットゲートバルブ。これを充填機端部に装着することでオーガー停止時における粉粒体の粉漏れ・落下を防ぐことが可能になります。
【脱気システムの原理】
左図のように、本機は内筒(フィルター)部と外筒(真空部)の2重構造になっており、特に、内部は金属フィルターと多孔金属プレートで構成されております。脱気工程は、処理粉体をオーガーにより移送しながら、真空室から粉体内の空気を吸引し脱気するものです。その際、内筒の特殊なフィルターを介して、粉体粒子を排出することなく、粒子間の空気のみを連続的に脱気処理します。
① フィルター(内筒)
② 外筒
③ オーガー
④ 真空室
⑤ 輸送質
⑥ 処理粉体
オーガースクリューの筒をファンネルと呼びます
3種類の充填手法 AF500型
[A]小容量自動定量充填(標準機)
据付、操作が容易、精度、
能力も充分なAF500型
[B]標準機+高精度ロードセル搭載
高精度質量充填を狙う
AF500S型標準機+ロードセル
[C]標準機+高精度ロードセル+昇降充填
発塵を押さえる
AF500S型(昇降式)
パルス充填(スピード優先) | ロードセル搭載(高精度) | 昇降運転(発塵防止) | |
[A]標準機 | ○ | ||
[B]標準機+ロードセル | ○ | ○ | |
[C]標準機+ロードセル+昇降運転 | ○ | ○ | ○ |
標準仕様 [A]標準仕様
オーガ径 | φ7㎜~φ35㎜ |
充填量 | 1g~1,000g |
充填速度 | 30rpm … 100g充填時 |
充填量制御 | パルス カウンター方式によるオーガーの回転制御 |
ホッパー | 16㍑ (SUS304) |
駆動 | 0.75kWサーボモーター 200/220V 3P 50/60Hz |
機械寸法 | W:800㎜×D:700㎜×H:1,800㎜ |
機械質量 | 約150Kg |
標準仕様 [B]標準仕様+ロードセル
充填量の範囲 | 1g~1,000g |
充填精度 | ±1/1,000 |
充填速度 | 10~13rpm (1Kg充填時) |
ホッパー | 16㍑ (SUS304) |
駆動モーター | 0.75kWサーボモーター |
機械寸法 | W:800㎜×D:700㎜×H:1,800㎜ |
質量 | 150Kg |
制御盤寸法 | W:350㎜×D:70㎜×H:1,480㎜ |
質量 | 70Kg |
標準仕様 [C]標準仕様+ロードセル+昇降運転
充填量の範囲 | 1g~1,000g |
充填精度 | ±1/1,000 |
充填速度 | 5~8rpm (1Kg充填時) |
ホッパー | 16㍑ (SUS304) |
駆動モータ | 主モータ 0.75kWサーボモーター・昇降用サーボ、シリンダー用モータ 0.2kW |
機械寸法 | W:800㎜×D:800㎜×H:2,040㎜ |
質量 | 200Kg |
制御盤寸法 | W:350㎜×D:70㎜×H:1,480㎜ |
機械質量 | 70Kg |
[A]標準仕様 パルス充填 の動画です。
下図は自動給袋機にオーガー式充填機を装着した画像です。
パルス充填ですがウェイトチェッカーと連動させ粉体の供給量をフィードバックデータから
微調整します。
給袋包装機&オーガ式充填機の動画
オーガ式粉体充填機 AF200型~AF1500型まで
[A]AF-200
仕様
型式 | AF-200 |
充填量 | 0.1g~20g |
充填能力 | 10~30rpm |
ホッパー | 2.8㍑ |
駆動 | 0.2kWサーボモーター AC100V 50/60Hz |
機械寸法 | W:250㎜×D:475㎜×H:337㎜ |
機械質量 | 約10Kg |
[B]AF-500N
仕様
型式 | AF-500N |
充填量 | 0.1g~300g |
充填能力 | 10~50rpm |
ホッパー | 15㍑ |
駆動 | 0.75kWサーボモーター 3P 200/220V 50/60Hz |
機械寸法 | W:360㎜×D:765㎜×H:770~920㎜ |
機械質量 | 約60Kg |
[C]AF-550N
仕様
型式 | AF-550N |
充填量 | 0.1g~500g |
充填能力 | 10~50rpm |
ホッパー | 35㍑ |
駆動 | 1.5kWサーボモーター 3P 200/220V 50/60Hz |
機械寸法 | W:510㎜×D:840㎜×H:770~920㎜ |
機械質量 | 約80Kg |
[D]AF-750
仕様
型式 | AF-750N |
充填量 | 50g~10Kg |
充填能力 | 5~80rpm |
ホッパー | 70㍑ |
駆動 | 3.0kWサーボモーター 3P 200/220V 50/60Hz |
機械寸法 | W:640㎜×D:1,139㎜×H:950~1,250㎜ |
機械質量 | 約150Kg |
[E]AF-1000 昇降装置・制御盤付
[F]AF-1500
昇降装置・ファンネルに脱気装置付
仕様
型式 | AF-1000 | AF-1500 |
充填量 | 5Kg~30Kg | 4Kg~100Kg |
充填能力 | 2~5rpm | 1~5rpm |
ホッパー | 100㍑ | 150㍑ |
駆動 | 4.4kWサーボモーター 3P200/220V 50/60Hz | 6.0kW サーボモーター 3P200/220V 50/60Hz |
機械寸法 | W:700㎜×D:1,280㎜×H:1,160~1,430㎜ | W:800×D:1,330㎜×H:1,160~1,430㎜ |
機械質量 | 約330Kg | 約350Kg |
✽ 予告なく仕様を変更するときが御座います。
スクリューコンベヤ粉体供給装置
コンパクト設計に加え、移動や分解洗浄を容易にした粉体供給機です。
密封ケーシングの粉体搬送によって粉体の飛散や外部からの雑物の侵入を抑止します。
SF-S型
スクリューコンベヤ粉体供給装置 SF-S 型
型式 | SF-S型 | |
ホッパー | 形状 | ホッパータイプ |
容量 | 60㍑ | |
アジテーター/駆動モーター | 0.2kW | |
スクリュー | 径 | φ100㎜ or φ125㎜ |
駆動モーター | 0.75kW | |
機長 | 2,000㎜~2,800㎜ | |
揚程 | 1,500㎜~2,300㎜ | |
能力(見かけ比重0.5の場合) | 10~20Kg/分 | |
接粉部材質 | SUS304 | |
スクリュー逆転(洗浄時に必要) | Possible |
SF-W型
スクリューコンベヤ粉体供給装置 SF-S 型
型式 | SF-S型 | |
ホッパー | 形状 | トラフタイプ |
容量 | 100~150㍑ | |
アジテーター/駆動モーター | 0.4kW | |
スクリュー | 径 | φ100㎜ or φ125㎜ |
駆動モーター | 0.75kW | |
機長 | 2,000㎜~3,300㎜ | |
揚程 | 1,500㎜~2,800㎜ | |
能力(見かけ比重0.5の場合) | 10~20Kg/分 | |
接粉部材質 | SUS304 | |
スクリュー逆転(洗浄時に必要) | Possible |
- 脱気式自動計量オーガ粉体充填装置
『これで出来上がり』とはできないんです。粉体充填は全部で1,000種類と勝手に決めることは出来な ...
続きを見る