重量級ウエイトチェッカーはM&E

製品１個の重量だけでなく、中箱の員数不足やカートンの員数不足のチェック記録を残すのが当たり前になっている。デジタル台ばかりでも記録を残すことはできる。しかしこれから説明をする重量級ウエイトチェッカは低価格で導入するのに抵抗感がない。つまりパレットに積む前工程に設置することをお薦めする。問屋さんで、売り場で、中箱が一つ不足だと言われても証拠がなければ員数不足の汚名はそこに記録されてしまう。

重量級ウェイトチェッカ　CHECKWEIGHER

ダンボール箱の内容物の欠品チェックやクラフト梱包された商品の重量チェックに最適

データ管理機能と多彩な通信を搭載しコストパフォーマンスに優れたウェイトチェッカ

AD-4943B

AD-4942B

USBインターフェイスを標準装備

AD-4942B/AD-4943Bシリーズは、比較的重量の重い段ボール箱やケース、クラフト包装された商品を計量することに適したウェイトチェッカです。工場の生産ラインはもちろん、物流部門における出荷箱の中身の欠品チェックなどにご使用頂けます。シンプルな構造と量産体制により、コストパフォーマンスに特に優れた製品となります。また日常の計量結果の集計もかんたんにデータを収集できるようUSBインターフェイスを標準装備しました。

［１］無線LANを標準装備し遠隔モニタリングが可能。

リモートメインテナンスも対応可能

無線LANを標準装備

無線LAN機能を標準搭載^※１。別室からタブレット等で、計量中でも計量結果などさまざまなデータのモニタリングが行えます。

遠隔地のPCからリモート操作することも可能

AD-4942B/AD-4943BとPCを接続し、PC上でウェイトチェッカを操作することが可能です。インターネット回線を介して、AD-4942B/AD-4943BにLAN接続されたPCを遠隔地の別のPCから「リモート操作^※２」することで、現場から離れた場所からのメインテナンスにご利用いただけます。

※1　標準搭載の無線LANはモニタリング専用となり、リモート操作はご利用いただけません。
※２リモート環境のシステム構築が必要となります。PCやインターネット回線など、AD-4942B/AD-4943B以外に必要な機器はユーザ様にてご用意下さい。

［２］カラー液晶タッチパネルによるかんたん操作

カラー液晶パネルを搭載、最新のCPUにより従来より操作性がUPし、さらに使いやすくなりました。高い視認性と操作性を誇り、はじめてお使いになる方でも簡単に設定することができます。被計量物の写真をUSBメモリから登録し、表示させることで、生産している商品が何かすぐに確認できます。

［３］出荷箱の最終チェックを集計、PDFデータ出力で作成工数を削除

集計結果や管理図、ヒストグラフの表示が可能です。計量終了後、保存したいデータの集計図面から「PDF出力」キーを押すとUSBメモリへ各ファイルが出力されます。また、無線LAN接続により同様のレポートをブラウザで確認できます。

［４］バーコードを読み取り、製品設定を自動変更

バーコードリーダーによって商品のバーコードを読み取り、ウェイトチェッカの製品設定を自動で変更することが可能です。

［５］AD-4942B/AD-4943B　型名/仕様

検定対象外：取引証明使用可能

型　　　　名		AD-4942B-15K		AD-4942B-30K		AD-4943B-30K
電源周波数		50Hz	60Hz	50Hz	60Hz	50Hz	60Hz
ひょう量		15Kg		31Kg	30Kg	31Kg
選別精度		±10g		±20g		±20g
最小目盛		2g		5g		5g
搬送部		搬送ローラー方式（スチール製）				ベルトコンベア方式
判定能力		18個/min	22個/min	16個/min	19個/min	18個/min	22個/min
搬送速度		11.2m/min	13.4/min	14.5m/min	17.4m/min	18.9m/min	22.6m/min
最大計量品寸法	長さ	300㎜	280㎜	500㎜	480㎜	500㎜	480㎜
	幅	350㎜		450㎜		350㎜
	高さ	300㎜		500㎜		500㎜
通信インターフェイス		RS-232C、RS-485、LAN、USB2.0、無線LAN^★1
コントロール I/O		入力11点（無線圧接点又はオープンコレクタ入力）出力11点（オープンコレクタ出力）
電源仕様	搬送部	AC200V±10%3相0.5A		AC200V±10%3相0.6A		AC200V±10%3相0.24A	AC200V±10%3相0.22A
	表示部	AC100V～240V（+10%、ー15%）、約30VA

★１無線LANは日本国内で使用可能です。海外で本機の無線LANを使用する場合は認証がされている国や地域に限られます。無線LANの受信感度は電波環境に依存します。通信が途切れる可能性がありますので、継続監視を行う場合はRS-485や有線LANのModbus通信機能とHMI表示器を組み合わせて使用することをお薦めします。

● 表示部と搬送部を繋ぐケーブル長は4mです。
● 表示舞踊電源ケーブルは付属します。（A-2プラグ・ケーブル長：3m）
● 搬送部用電源ケーブルは付属します。（先端バラ線・ケーブル長：10m）

［6］オプション

AD-4412-02^★2	リレー出力９点	AD-4412-07	15K用架台（計量コンベア・導入コンベア共通）
AD-4412-05^★2	パラレル I/O 入力16点、出力16点	AD-4412-08	30K用架台（計量コンベア・導入コンベア共通）
AD-4412-07^★2	アナログ出力１チャンネル4-20mA又は0-10V AD-4412-17を３個追加で最大４チャンネル出力計量値出力	AD-4412-13	AD-4942B-15K用導入コンベア
		AD-4412-14	AD-4942B-30K用導入コンベア
		AD-4942-25	指示表示用スタンド（取付にはAD-4412-11が必要）
AD-4412-17^★2	AD4412-07を最大3ch増設するためのオプション	AD-4942-11	指示表示用スタンドAD-4402-25用取付金具
AD-4942-11^★3	AD-4942B-15K用ブレーキ付ローラーコンベア	AD-4942-10	パネルマウント金具
AD-4942-12^★3	AD-4942B-30K用ブレーキ付ローラーコンベア