アートバンク---不思議な貯金箱---商品企画



 

はじめて見たとき何がどうなっているのか?

どんな手品なのかびっくりしましたし

とても素晴らしい商品であると思いました。

 

アートバンク---不思議な貯金箱---商品企画物語

 

世に出るなり破竹の勢いで流行しました。

日産自動車の新車キャンペーンに使われていました。

多くの企業が自社商品をテーマに商品化されました。

 

どうしてお金を入れてもお金が見えないのでしょうか?

 

 

これは商品をバラさないと解りません。

これを考えただけでもビックリ仰天です。

しかし、その商品にはもう一つの秘密がある。

 

そのギミックに改めて脱帽致しました。

ルービックキューブ発売元の方とテンヨー様を訪問出来ました。

それもこの商品を企画された方にお話を伺うことが出来たのです。

 

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貯金箱に入れたお金が見えないギミックにもう一つのギミックを

 

 

その商品企画を社長にお目にかけたとき

面白いがもう一ひねりしないと価値がない。

手厳しい指示が出たと語られました。

 

1週間時間を与えるから考えろ!

その代わり他のことは一切何もやらなくて良い。

電話もない部屋を与えられ一人で考えさせられた。

 

人間は本当に不思議なものです。

そのもう一つのギミックに1週間も時間を与えられた。

それだけを考えると自然と答えが生まれる。

 

詳しく実物でご確認なさりたい方は

商品をご購入下さい。

本当に素晴らしいと思います。

 

お金を入れるとお金が消えてしまうギミックに気を取られている。

1~2時間経ってそれでは中を開けて仕組みを確認したい。

お金も取り出したい。

 

あれ!

どうすればよいの?

この貯金箱はどうやって空けるの?

 

これなんです。

ネクストギミックは!

しかし不思議です。

 

いろいろといじっていると

20分~30分ひね繰り返すとそこの蓋が開く。

やったーと思うがまた閉めると空けることが出来ない。

このギミックだけでも素晴らしいアイデアです。

この蓋の開け方がこの貯金箱を手にした方を

再び不思議の国に連れて行ってくれる。

 

夢中に、必死にそれだけに専念すれば必ず道は開けるのです。

 

 

それではお答えしましょう。

蓋は商品を正常位で下部をスライドさせるとあけることが出来るのです。

蓋を開けようとしますとどうしても底を見ながらあけようとします。

 

 

しかし正常位にして下部をスライドしないと蓋はあかないのです。

重力を利用した部品が正六面体の一面だけ下部にしたときだけ。

その位置だけは開封できるような仕組みになっています。

 

 

その時だけ天岩戸を開くのです。

アイデアにアイデアを重ねた商品は何時までも

そして何時までも生き続けます。

 

20年以上前にルービックキューブに夢中になった。

その時も誰がどうしてこんな商品を考えるに到ったのか?

感動し、夢中になったものです。

 

商品企画の醍醐味ですね。

 

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